SDガンダムクロニクルSD戦国伝武者英雄譚

定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
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発売日: 2007-03
発売元: 講談社
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惜しい1冊
SDガンダムも全盛期を過ぎて早15年、
当時は山ほどあったボンボンやケイブンシャの資料本なども、今では全て絶版、
今更資料本など望めないと思っていたところに、
このような1冊が出版されたことは、ファンとして非常に嬉しいです。
が、今一歩のところで不足を感じる部分も少なからずありました。
例えば武者七人衆編、三神器(天翔の神器他)や強化武具(聖剣の兜他)、
二代目頑駄無大将軍の武者フォートレス形態については一切記述がありません。
またそれ以後も、カラーではなく白黒での掲載が、特に敵キャラに多く見られたのが残念です。
その反面、ボンボンオリジナルの改造武者「大農丸」「紅武者」「白虎副将軍」など、
限りなく知名度の低い、知る人ぞ知るといった感じのキャラクターも、
一部ながら紹介されていた点には、非常に好感を持てました。
このような本が今出版された、それだけで☆5つ付けても良いくらいですが、
更に内容を煮詰め完成度を高めた第2弾、第3弾の出版を期待して☆4つで。
完璧ではないけれど
タイトルにはSD戦国伝とありますが、若干ではあるものの
SDガンダム外伝、SDコマンド戦記などの別シリーズも紹介されています。
SD戦国伝に関してはカラーイラストが多数収録されており
また、今までほとんど書籍に収録されることがなかった
ムシャジェネレーションのキャラなども紹介されており
資料的な価値は値段と比較して十分にあると思います。
ただし、SD武者マル伝は紹介されているキャラ数が少ない、
ゲームで登場したキャラ(月影頑駄無など)が一部紹介されていないなど
完璧と呼ぶには若干の難があります。
なお、BB戦士の模型の紹介はほとんどなされていませんので
模型カタログではなく純粋に画集・資料集として考える方が良いと思われます。
賛否両論のムック
先にホビージャパンから出た似た趣旨の本と比べ、作品世界の解説に重きが置かれキャラデザインがカラーで載っているのは喜ばしく、資料性が増しています。今石進氏ややまと虹一氏といった錚々たる面々のインタビューもありますが、やはり戦国伝主体なのは興が殺げるのではないでしょうか。
各キャラ紹介においてもたとえばコマンダーケンプファーがガンパンツァーZZの好敵手とはあっても横井孝二氏の漫画にも見られる、ブラッディザクへの尊崇が触れられていないのも惜しまれ、また折角講談社が上梓しお遊びの武者亜礼薬(アレックス)が載るからには、市販キットの改造戦士もレッドファイター91や太陽(サン)龍将軍、百鬼神も紹介し徹底してほしく思いました。
販売戦略の不備からMARKIで立ち消えとなった元祖SDガンダムのミニコレクションに賛辞ばかりなのには、人によってはバンダイへの阿(おもね)りを感じてしまうかもしれません。